黒田官兵衛の野望

歴史と音楽に関する創作物を垂れ流すブログです

(連載中)濃州山中にて一戦に及び(関ケ原の戦い)【第一部】

濃州山中にて一戦に及び(14)【第一部完】

こんばんは 関ケ原シリーズですが、これをもって第一部完結となります。 正直、一部だけで終わり!なんて事態になりかねませんが 今まで読んでくれている方、本当にありがとうございます。感謝いたします。 大谷は石田から俄かな挙兵の告白を受け、少しの間…

濃州山中にて一戦に及び(13)

こんばんは! えー、いよいよ物語も佳境です。 今回は短めですが、大谷が佐和山を訪問する回です。司馬遼太郎好きにはわかる方が多いのではないでしょうか。 次回をとりあえずの最終回にしようと思います(第一部完的なノリです。次いつ再開できるかわからな…

濃州山中にて一戦に及び(12)

こんにちは はやめの更新になります。 今回は著名な直江状の回です。直江状の意図とは、、、? 結論から言うと、前田家は家康に屈した。 謀反の計画が漏れ、家康が前田家の討伐も視野に対策を検討していることがわかると、前田家家老の横山長知は、反徳川派…

濃州山中にて一戦に及び(11)

こんにちは! 今回は割と短めで、前田利長の謀反の風聞が立つ部分ですね。 当ブログでは本当の謀反としていますが 顛末まで書きたかったですが、それは次回やります。 家康は直江と太田の密約を当然知らない。 上杉家と前田家は八月中に各々の領地へと帰還し…

濃州山中にて一戦に及び(10)

こんばんは。深夜に更新します。 この前、あるブログを読んだら、小説を書くのに最も必要な能力は「書き上げること」であると書いてあったのでとりあえず書き進めます。 今回は「決戦前夜」みたいな回です。太田長知というマイナー武将が出てくるので知らな…

濃州山中にて一戦に及び(9)

こんばんは。 ようやく石田三成襲撃事件が終わりました。 今回は家康と三成が政治について激論を交わす回です(完全創作ですが) 次回からは前田討伐、直江状あたりをすっ飛ばすくらいのテンポで進む予定です笑 以下本文です 石田三成は、徳川家康の次男、結…

濃州山中にて一戦に及び(8)

こんばんは 関ケ原シリーズも早くも8話目ですね。 今回は重要な局面だけに自分の文章力のなさが浮き彫りになってしまった感じです。 ネガティブなことばかり言っても仕方ないのでこのシリーズはちゃんと完結させたいと思ってます。。。 いつかちゃんと細部ま…

濃州山中にて一戦に及び(7)

こんにちは 最近関ケ原シリーズばっかり更新してますね、、 作曲の方も更新できるようにしたいです! 引き続き石田三成襲撃事件を描いていきます。 文章が単調かつ繁雑な感じが否めませんが、、 閏三月四日、決起当日、五奉行筆頭石田三成襲撃計画の発起人で…

濃州山中にて一戦に及び(6)

こんにちは 割と情報量の多い回です。前田-徳川の諍いは終わり、すぐに石田襲撃事件が勃発します。首謀者はあの人です。 徳川家康が使者の任に充てたのは、腹心井伊直政であった。井伊は供回りと一路、大坂を目指した。徳川屋敷では四六時中、甲冑を着込んで…

濃州山中にて一戦に及び(5)

こんにちは、前田、徳川の対立も佳境です。 政宗、如水、清正など重要人物が続々登場します。。。 結局、今後の出方について結論の出なかった家康はとりあえず広間に味方してくれた諸侯を集め、今回駆け付けてくれたことへの謝辞を述べることにした。 「なん…

濃州山中にて一戦に及び(4)

こんにちは。 分かってはいたのですが、授業が再開するとどうしても更新頻度が遅くなってしまいます。特にピアノ引く暇ないっす汗汗 出来る範囲で更新するのでお付き合いください~ 今回は前田利家にだいぶフォーカスを当てています、少し書き方がくどいかも…

濃州山中にて一戦に及び(3)

3話目です。今回はちょっと小難しい回ですかね。直江の諜報の下りがわからない方は2話をご覧ください 石田三成の親友が登場します。(本作では最も信頼する同僚という表現をしています。) こうして直江は石田に、何か事態が動けば直ちに報せることを確約し…

濃州山中にて一戦に及び(2)

2話目です。 上杉の宰相、直江兼続が出てきます。 中途半端なところで終わっていますが悪しからず 文章書くの曲作るよりムズイ、、もっと上達させたいです 以下本文です↓ 家康は而して自らの屋敷に帰った。先述の通り本丸と徳川屋敷は指呼の間にあり、健康を…

濃州山中にて一戦に及び(1)

関ケ原の真実に関して小説形式でお送りします。 第一話です。文章書くの難しいですね、思ったより全然上手く書けませんでした。 話は秀吉が身罷るところからです。ポイントは石田と徳川の関係性ですね ↓以下本文です 慶長三年八月十八日未明、時の天下人であ…